2012年3月10日土曜日

ソ連文化の吸引力。

植木等ではない
  ロシアのプーチン氏が大統領として再当選されたそうだ。プーチン氏と言えば、飲んだくれエリツィンから政権を委譲され、めちゃめちゃだった冷戦崩壊後のロシアをあらゆる合法・非合法の活動で立て直した凄腕の政治家(たぶんマフィア。。)だ。おそロシアを代表するとんでもない人が再び大統領になったわけだが、日本にも影響が必ず出てくるであろう事は間違いない。よく言われているように、『つる・ふさの法則』なるものがある。帝政ロシア時代から続く指導者の髪の毛の事だ。レーニンはつる、スターリンはふさ、フルシチョフはつる、ブレジネフはふさ、アンドロポフがつるで、チェルネンコはふさ。そしてゴルバチョフはつる、エリツィンはふさ。そしてプーチンつるにメドベージェフはふさ。そしてちと太ったつ~るつるのプーチンが再びやって来たYA,YA,YAなのだ。ソ連時代から指導者が髪の毛が、ふっさふさの時に戦争が起きて、つるつるの最後は惨めだ。これも何かの因果の風車。だが無事平穏であって欲しいものだ。どことなくロシアだってジャスミン革命的な暴動が起きる気もせんでもない。。

北の将軍様はこれを真似たはず!
  僕がまだアメリカでその若さ全快で遊びほうけていた20歳ぐらいの頃、周りにはロシア人の学生が多くいた。なぜか同年代はあまりおらず、僕より10歳ぐらい年上の方々が多かった。彼らに聞いた事がある。『どうだったのソ連て?』彼らに言わせればソ連とは素晴らしい国家だったらしい。ぜんぶゴルバチョフが悪いなんて言っていた。彼らに言わせれば結婚すれば家は国がくれるし、特にはみ出した事さえしなければ捕まる事もないし、平凡に暮らしていればそのうち別荘だってもらえたらしい。『素晴らしいじゃ無いか!』と危うくマルクスの資本論を読みそうになっが、まあロシア人から見れば共産主義は意外や意外楽しかったそうだ。もちろんそりゃ時代状況だってあるだろう。僕がこの話を聞いたのはまだ20世紀末のお話だ。

ロシア風ポスターデザイン
  まだソ連と呼ばれていた頃、ロシアには文化的にそれなりの吸引力があった。えって思われる方々もいるとは思うが、設計の教科書にもちゃんとロシア建築の美について書いてある。左の挿絵は実際には建たず、プランのまま終わったらしいが、どこか凄い。決して北の将軍様の銅像に似ていると言ってはいけない。あくまでレーニン像だ。西側世界の僕らから見たら、色が無く寂しいと感じたりするが、その天をつくような芸術的な威厳さは、さすが東側の盟主だっただけはあると思う。実は時代の先端を走っていた時期だってあるのだ(まあ耐久性はないと思うが。。)時間がある方は見てもよいと思う。意外とソ連は芸術家達を優遇していたから、建築デザインにとどまらずあらゆる芸術が花開いていた。みんな結構好き勝手出来ていたようだ。まあ西側世界に負けぬよう、もちろんプロパガンダ的な要素は抜けないが。。これをこのまま日本に輸入しようとした方々もいたようだ。それをやられたら迷惑だったと思うがね。。

アメリカをどう牽制にするのだろ。。
  今イランがアメリカ相手に息巻いている。ホルムズ海峡を封鎖すると言うのだ。そんな事をされたら日本の石油供給が追いつかなくなり経済に大打撃を被る。まあなんだかんだ言ってそんな根性がイラン政府にあるとは思わないが、あと2・3国仲間になればやりかねない。もちろん核だって打つかもしれない。ロシアのプーチン氏がどう動くか、さて見物だ。


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